写真展「Go to future 2022」振り返りと御礼

2022年1月8日から1月10日まで開催された合同写真展「Go to future 2022」にご来場いただいた皆様、主催のKT Japan様、運営・受付担当いただいたStaffの皆様、また会場内でご一緒させていただいたモデルさん、出展カメラマンの皆様、ありがとうございました。

自身の写真活動として、撮影は長く行ってきましたが、これまでポートレートに関して展示は行ってこなかったため、初のポートレート写真展の展示となりました。

会場となったタワーホール船堀(江戸川区)

初めにこの写真展の開催・募集について、タイアップしているRelueurの前川社長からうかがったとき、「Go to future」というタイトルから、自分の作品を見てもらいたい、という気持ちよりも、この展示を行うことで、未来に向けてステップアップ、きっかけになってもらえるモデルさんがいるなら応援したい、という気持ちの方が強く、エントリーさせていただきました。

2021年7月に初めてRelueurさんの撮影会に参加させていただき、モデルの鎌田ありささん(以下、ありさちゃん)を撮影し、翌8月に当時の星乃ゆんちゃんを撮影してきました。
ありさちゃんとは、直接面識はありませんでしたが、2020年に一番多く撮影していた遊馬りえちゃんとお友達ということもあり、自身が投稿したSNS写真には一番先にGoodボタンを押していただいたことから認識するようになり、初めてこの7月の浅草撮影でご挨拶をしたところでした。以来、12月までの約5カ月間で8回ほど撮影することとなり、自身の作品撮りに欠かせないモデルさんの一人となりました。Relueur前川さんも認める努力家で、モデルさんとしてのポテンシャルも高く、もっとブレイクしてもいいのになと感じることもあり、今回の写真展の展示作品についてオファーをさせていただきました。
一方、星乃ゆんちゃんは、レースクィーン業界で知らない人はいない有名なユニット、2021 Pacific Fairiesメンバーの一人。自身の中では作品撮りするモデルさんからはほど遠い存在でした。同年9月に開催された湘南・江の島撮影で、彼女を夕景の海撮影したとき、躊躇することなく素足で海に入り、画像チェックしては細かなポージングを研究する姿、「こう撮ったら良さそう」ということを率直に提案してきたことに、「これは他のメジャーなレースクィーンさんとは違うな」という印象を受けました。SUPER GTも2021シーズンを終え、Pacific Fairiesを卒業したことを機に、もっと自分らしくと改名され、現在の「宇恵明璃奈」に。さらには2022年2月からの留学も決意されていた時期でした。未来に向けて一歩踏み出そうとしていることに、何か応援できればと、宇恵明璃奈として初の写真展の出展についてオファーをしたところでした。
お二人から快諾は得たものの、お姉さん系と妹系、まったくタイプの違う2人のモデルさんを限られたスペースで展示するに当たり、どの写真を使うか、あるいはどう配置するか、一番大変で悩んだ作業でした。何度も案を作り直しては、コンセプトがはっきりせず、見せ方もいまいちでボツに。実際にプリント出力作業に入ってからも作り直しをしていました。格安ですぐに大判プリント対応していただいた、Bremen Inc.の猪狩さんにも感謝です。最終的な写真と配置が決まったのも12月20日過ぎという、遅めになってしましました。
 このような中で迎えた実際の展示作業、モデルのありさちゃんは本当に楽しみにしていただいて、毎日Twitterでの拡散をしていただきました。あらためて感謝しています。

写真展会場に毎日通っていただいたありさちゃんと、6時間のsmooth撮影会を終えて駆けつけてくれたありなちゃん。


展示期間中、本当に多くの方に来場いただきました。自分の仕事上の大先輩が会場すぐ近くのため、初日に差入をもって来ていただいたほか、自身が副部長を務めていた某社写真部のメンバーのみなさん、以前からのカメラ仲間でZ9をもってご家族で来ていただいたY師匠、写真家 山田慎二ワークショップのメンバーのみなさん、先月レースクィーンを卒業されて今後は作品撮りモデルを目指している雪音まりなちゃんと、まーりん隊の皆様、本当にありがとうございました。
 
また、展示カメラマンのkusudaさんには、MakeOver撮影タイムにご自身の所有するストロボまで配置してサポートいただきました。天さんからは貴重な撮影スタジオ情報を教えていただきましたし、トミーさんには、展示までのスケジュール感や展示方法、モデルさんとの撮影エピソードなどを教えていただきました。同じRelueur枠では、紗良ちゃんを撮影・展示しているはてさんともお話できました。
これまで、撮影写真はモデルさんへの提供やクライアントさんへの納品、あるいは自身のSNS投稿だけで終わっていましたが、今回の展示の経験を経て、見てる側から主役の立場になる感覚や、写真への向き合い方の再認識など、とても得るものが多かったと思います。さらには、自分自身だけでなく、喜んでもらえるモデルさんのためにも、写真は展示した方がいいなというのが今の気持ちです。

三日間という展示期間は、あっという間に過ぎ、少しロス感もありますが、今後の活動として、写真展への出展についても年1、2回は行っていこうと考えています。

これからも、自分の撮影する作品に興味を持っていただいたモデルさんとの撮影・作品づくりをしていきたいと思っており、その中から次の展示をオファーしていきたいと思います。
2022年1月  Eiichi Azumi


Eiichi Az Photographics

ポートレート作品メインに活動しています

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